製造部の新井です。
つい先日からマシニングセンタを一台専属で担当し始めました。
今までは先輩が段取りした製品を載せ替えるだけ、製品を載せてボタンを押すだけの簡単な仕事でした。
しかし段取りから自分でやってみるとその大変さが身に沁みました。
ボタンを押すだけになるまでの道のりは遠いです。
さて、今回は以前製作したクーラント自動希釈装置を実際に使ってみて、多くの不満点があったので改良した四号機を製作しました。
以前の物は水が現役側に逆流したり、原液の吸い上げが不安定であったり、排出側のホースの向きが悪かったりと、使い方に多少のコツが必要でした。
四号機は内部の構造や配管を変更することで問題を解決したものになります。
自分以外の人が使うものをつくる経験が今までほとんどなかったのでコツのいらない道具を作る難しさを実感できる良い経験になりました。
またしばらく使ってみて改良を重ねていきます。
【2022.12.1 製造部 新井】