We are proud of our half-yearly forecast to 30 June 2021. FUKUDA will post All-time record revenue up 25 percent year over year.
日系大手コンサルティング企業「タナベ経営」の顧客様が来社。群馬県や新潟県、そして福岡県など日本全国から企業経営者が参加。こういう機会は弊社にとってもありがたい。
経営者にとって、唯一信用できるのが「数字」である。数字はフェアであり「実力」を示す。どれだけ立派な経営理念を掲げても、経営計画や経営指針をつくっても、社員満足が高くても、業績が悪ければ意味がない。
「コロナだから業績が悪いのは仕方がない」と考える経営者、そして社員はまさに「思考停止」に陥っている。
2020年は競合他社が苦戦する中、弊社社員は「実力」を発揮した。業界全体の刃物生産高が前年比▲19.3%だったのに対し、弊社は同+1.1%だった。運が良かったわけではない。特需があったわけでもない。他社が寝ている間に、せっせと仕事をしたのが弊社社員だった。ちなみに、売上目標とかノルマは一切ない。
過去に苦い思いをした。2009年の売上が前年比▲35.5%と大きく落ち込み、社員にたいへん申し訳ないことをした。ある日、今も手本とする岩田社長が私に放った言葉が忘れられない。
「克則君、周りが悪い時に自分たちも悪いのは、実力がないからだよ」。
世間がどうであろうと自分たちは違う、そんな会社にしたいと思った。2010年から10年連続増収増益を達成し、コロナ禍でも好調を続けていられるのは、あの一言が大きかったと思う。
2021年に入っても、私の想像を大きく超えている。1-6月期の受注は前年同期比+50.0%、売上は同+25.0%となる見込みである。
社内で最も調子に乗っている営業に聞いてみた。
「絶好調の要因ってなんやろ?」
「やりたいことやってるだけです!」
頭が固いのは、社長だけかもしれない。
〔後記〕
滝高校の同級生&関市出身、安達君が今回の視察&講演に来てくれた。嬉しかった。高校時代は殆どしゃべったことはなかったけど、今回の再会で良い刺激を受けた。ありがとう。
【2021.6.25 社長】