So honored to have been published by NKN for their new book as an excellent company that is growing with high technology.
3月31日発行の「技術・技能自慢」っていう本に福田刃物工業が載っている。
本の中で、予想通り2020年は最高の年であったことを自慢した。
・機械鋸刃物業界の売上高は前年比19.3%減と大きく落ち込んだが、当社は同+1.1%と11年連続のプラスとなった。
・純利益も過去最高だった。
・新規顧客数は355社と前年を上回った。
・新入社員24名、中途採用者15名と、過去16ヶ月で39名が入社した。
・2021年1-3月期の受注は前年同期比+53.2%と爆上げした。
なぜこんなことになっているのか。
そもそも、トップダウンの中小企業で「社員が自ら動く」わけがない。だから不況になると非常に脆い。
一方、経営者の存在が小さい当社のような企業は、社員のやる気がぜんぜん違う。むしろ、世の中が悪い時にこそ社員は力を発揮する。
私は3月5日に肩甲骨を骨折した。当日こそ、数人の社員から心配メールが届いたが、翌日から一切来なくなった。久々に出社したとき、ほとんどの社員が私が怪我したことを知らなかった。
私の存在の薄さが証明されたのだ。(正直寂しいけど)すごく嬉しい。社長が家で寝てても、この会社は勝手に成長している。
技術自慢より「社員自慢」になってしまった。
今週末、47年ぶりにオフィスを引っ越します。来週月曜日から、よろしくお願いします。
【2021.4.9 社長】